アンダルシア州グラナダ県にあるシエラ・ネバダの山々を行くハイカーたち

アンダルシアの4大自然地帯で持続可能な観光を実践しましょう

アンダルシア

持続可能で生態系に優しい形で、南スペインの最も美しい風景を深く知りたいと思いませんか?アンダルシアには複数の保護区があり、個人で、または持続可能性を常に推進する認定企業を通じて、さまざまなアクティビティを実践することができます。以下の4つの例は、保護された自然地域における持続可能な観光に関する欧州憲章 (CETS) を適用しています。環境に配慮した観光を推進する EUROPARC による取り組み。観光を別の形でお楽しみいただけます!

  • アンダルシア州コルドバ県のカルカブエイの眺め

    スブベティカス山脈自然公園

    この自然スポットはコルドバ県の南部にあり、その面積は約3万2,000ヘクタールに及びます。公園内にある、カブラ、カルカブエイ、ドニャ・メンシア、イスナハル、プリエゴ・デ・コルドバ、ルーテ、ルケ、スエロスといった自治体を訪問できます。他にはないこの公園の魅力のひとつは、地質がカルスト地形と呼ばれる石灰岩質であることです。 1988年に自然保護区に指定されたこの公園では、ハイキングが主なアクティビティです。難易度に応じて分かれたさまざまなトレイルがあります。難易度低:フエンテ・デ・ハルカスの小道(カブラ)、ピナル・デ・ルテの小道(ルテにある1時間のルート)、カバージョ山脈の小道(アルメディニージャ)。難易度中:ラス・ブイトレラスの小道(カルカブエイにある5時間のルート)、ピコ・アブレビアの小道(ドニャ・メンシアにある15キロのルート)、ラ・ティニョサの小道(コルティホ・デ・ラス・チョサスが出発点で、環境局に許可を申請する必要あり)。難易度高:オルコネラ山脈の小道(プリエゴからルーテまで約8時間のルートで、体力に自信のある方向け)、ラ・エルミータの小道(カブラ)。 ハイキングのルートとは別に、サグリージャにあるラ・トルファ・キノコ園(面積1万4,000平方メートル)を訪問し、屋外コースを楽しみながら、さまざまな植物形態についての知識を深めることができるでしょう。また、サンタ・リタ・ビジターセンターでは、地域固有の動植物を発見していただくためにガイド付きツアーをご用意しております。また、この自然公園では、お子様向けの マルチアドベンチャーアクティビティ が楽しめるエリアもご利用いただけます。事前にご予約ください。 

  • アンダルシア州ウエルバ県にあるドニャーナ国立公園の馬

    ドニャーナ国立公園

    スペイン最大の生態系への訪問をご希望なら、この公園は次のご旅行にぴったりです。その面積は5万4,000ヘクタールを超え、ウエルバ県セビージャ県にまたがって広がっています。ビーチ、砂丘、湿地や保護区から成り、ヨーロッパ大陸全体でもユニークな生物多様性が見られます。実際、ヨーロッパやアフリカの鳥類が数十種類、公園内のスポットで毎年卵を産み冬を越しています。鳥類、爬虫類、両生類や哺乳類が観察できるこの公園は、持続可能な観光の愛好家であれば絶対に訪れたい場所です。絶滅の危機に瀕した保護種のうち、イベリアオオヤマネコ、イベリアカタシロワシ、ギリシャリクガメの三種がドニャーナに生息しています。 この公園を楽しむ方法は数えきれないほどあります。専門家ガイドつきの野鳥撮影ツアーに申し込めば、野鳥に関するあらゆる情報を教えてもらえます。団体向けエクスカ―ジョンや個人向けツアーがあるほか、自然にすっかり溶け込みたい方向けに、4WDと組み合わせた乗馬ツアーも提供しています。その他の選択肢は?サイクリングルート巡りや、サンルカルから古いラ・プランチャの町までグアダルキビール川に沿って航行するロイヤル・フェルナンド号に乗船するのもまた一興です。

  • アンダルシア州グラナダ県にあるシエラ・ネバダ国立公園の山々の眺め

    シエラ・ネバダ国立公園

    グラナダ県の南東からアルメリア県の西にかけて広がっており、園内には、標高3,479メートルを誇るイベリア半島の最高峰、ムラセン山があります。ヨーロッパ最南に位置する有名なシエラ・ネバダのスキー場が、ビーチから車でわずか1時間強のところにあるため、ウィンタースポーツを楽しむ観光客の間で近年人気が高まりつつある目的地のひとつとなっています。 数日間、気ままにスキーを楽しむことも、アドレナリンが全開になるようなアクティビティに参加することもできます。そうしたアクティビティには、専用マットの上でのスキージャンプ、タイムトライアル、障害物が連なるサーキット、高速での滑降などがあります。 ウィンタースポーツに興味がない方は、シエラ・ネバダのもう一つの顔であるハイキングコース(標識付きのルートが450キロ以上あり)で、公園の幅広い生物多様性を発見してみてはいかがでしょう。まずはエル・ドルナホ・ビジターセンターに足を運んでみてください。この自然地帯の秘密をすべて解説してもらえるでしょう。ビジターセンターの展望台からは、またとない素晴らしい写真を撮ることができます。また、すぐ近くにはホヤ・デ・ペドラサ植物園があり、グラナダの植物相を直接学びたいという方は必見です。また、独特な雰囲気のあるアルプハラの村々を乗馬で散策したり、夏の間はミニバスツアーに申し込んで、この地域の高峰についてガイドに解説してもらったりすることも可能です。

  • アンダルシア州ハエン県にあるトランコ貯水池の眺め

    カソルラ、セグーラおよびラス・ビージャス自然公園

    この自然地帯はハエン県にあり、20万ヘクタール超にわたって広がっています。アクティビティの選択肢が非常に豊富で、ご家族全員でお楽しみいただける生態系に配慮したプランも用意されています。いくつかご紹介しましょう。ハイキングのルート。17世紀の鉱山を発見できるミンブレ鉱山の小道、古い線路を利用して一周する緑の道(セグーラ川の緑の道など)、スペインで最も美しい小道の一つであるボローサ川の小道など。ご家族で楽しむスポーツとアドベンチャー。サイクルツーリズム(カンポス・デ・エルナンやミラブエノスなど、自然でいっぱいのスポットに入りこむことができる様々なサイクリングコース)、4WDルート(バルデアソレス湖といった美しいスポットが発見できる)、ウォータースポーツ(グアダルキビール川やトランコ貯水池でのカヤックやラフティングなど)、スカイスポーツ(ラ・ガルサやラス・インファンタスなど、小型飛行場が主催するアクティビティに参加すれば、公園の眺望に驚嘆すること間違いなし)、ロッククライミング(山の尾根や壁に沿って、難易度が低いものから非常に高いものまで、様々なアクティビティの用意あり)。アストロツーリズム。無限に広がる空の下に寝転んで、星や星座、惑星を観察してみましょう。カソルラ、セグーラおよびラス・ビージャス自然公園ならではのユニークな体験です。ハエン県には、このアクティビティを実践できる 天体観測点 がいくつかあります。

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