ティマンファヤ国立公園

ティマンファヤ国立公園

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火と火山の土地


カナリア諸島の最東端にあるランサロテ島のティマンファヤ国立公園は、旅行者を圧倒します。ここに、わずか300年前の火山噴火によって生み出された、あたかも月面にいるかのような風景が姿を現します。溶岩とマグマが生み出したのは、過酷な環境にもかかわらず生命体が道を切り進み続けている、SFの舞台です。赤、オレンジ、黄色を帯びた気まぐれな岩層と土の層が、一度目にしたら忘れられない場所で訪問者の到来を待っています。

ティマンファヤ国立公園


ランサロテ(カナリア諸島)にあります。

ランサローテ島  (カナリア諸島)

スペースのタイプ:国立公園 面積:5,107 ヘクタール Eメール:usopublico.timanfaya@gobiernodecanarias.org Eメール:administracion.timanfaya@gobiernodecanarias.org TEL::+34 928 118 049 TEL::+34 928 118 046 Webサイト:https://www.miteco.gob.es/es/parques-nacionales-oapn/red-parques-nacionales/parques-nacionales/timanfaya.html

ランサローテ島 (カナリア諸島):

Ctra. Tinajo-Yaiza, km 11,500

35560  Mancha Blanca, Tinajo, ランサローテ島  (カナリア諸島)

Eメール:usopublico.timanfaya@gobiernodecanarias.org TEL::+34 928 118 045 TEL::+34 928 118 042 Webサイト:ビジターセンターのWebサイト
ギャラリー

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お役立ち情報

知っておくべきこと


  • ご覧いただけるもの

    ティマンファヤはスペインの16の国立公園の中で、地質学的な性質を持つ唯一の国立公園です。想像し得る最も多様な形態によって占拠されているエコシステムを、溶岩流が生み出したという点がユニークなのです。オルニート、カルデラ、トゥーボがいたるところから出現し、地球にいるとは思えない場所を造り出しています。カナリア諸島にある他の国立公園とは異なり、ティマンファヤの植生は、その豊富さの点では際立っていません。しかし、これほど過酷な環境でも植物が勝利していることを表す苔癬の存在感は、非常に大きいと言えます。最後に、ティマンファヤの深部で長い年月をかけて形成された地下道の探索をお忘れなく。最良の例をひとつ挙げるなら、ナトゥラリスタスの洞窟です。溶岩の意図によって形成された、全長1キロメートル半を超えるルートは、実にインパクトのあるシーンを訪問者に提供します。

  • 公園内のルート

    ティマンファヤには3つの小道が伸びています。うち1本はガイド付きで、「火山のルート」に沿って14キロメートルの道のりを走る人気の公共交通機関、カナリア諸島バス(グアグア)を利用します。残りふたつのオプションは徒歩で行きます。ひとつは、セルフガイドの「沿岸ルート」です。9キロメートルの長さですが、体力的にきつい道のりです(事前予約が必要な短縮コースもあります。スペイン語または英語のガイド付き)。一方の「トレメサナ・ルート」は、先述の2言語でのガイドが付いたルートです。3キロメートルの長さがありますが、きつくはなく、木曜日を除く毎日催行されています。さらに、園内をラクダで20分散歩するオプションもあります。ティマンファヤ国立公園のマップ

  • この地区では以下をお忘れなく...

    険しい地形にもかかわらず、ランサロテの一部の地域では土壌が非常に肥沃です。この肥沃な土地で、とりわけ、果物やジャガイモ、ブドウの木が栽培されています。土地の料理と素晴らしいワインで、気ままにフエルテベントゥーラのグルメを味わってください。また、セサル・マンリケの芸術的遺産にも触れることができます。ランサロテ出身の芸術作品制作者は、自身の作品と自然を調和させるエキスパートでした。その一例が、芸術・文化センターとして作り変えられた火山の形成物、ハメオス・デル・アグアです。あるいは、5つの火山性の空洞上に建てられ、アーティストがかつて住んでいた家、タロ・デ・タイチェも同様です。マンリケ自身のコレクションの一部が収蔵されています。