Castellón-Castelló
ラルカラテン地方の入り口に位置するラルコーラは、カステジョン県を代表するタイルの生産地です。
ラルカラテン地方に広がる起伏のある土地の真ん中にこの町が姿を現します。現代に入ってからの町の歴史は、タイル工業の発展と強く結びついています。18世紀に「王立アルコーラ素焼き・磁器工場」を立ち上げたのはアランダ伯爵で、この工場から磁器や素焼きの繊細な作品が出荷されるようになりました。この伝統は町の陶磁器博物館で目にすることができます。博物館には過去の作品と現代陶磁器を扱った魅力的なコレクションが展示されています。町巡りをしていると、ラ・アスンシオン教会(15~19世紀)、サン・フランシスコ教会(17世紀)、マルコ教会といった一連の教会に出会うことでしょう。マルコ教会内では18世紀作のさまざまな陶磁器を鑑賞することができます。宗教建築といえば、数多くの修道院も残されています。ロマネスク・ゴシック様式のサルバドール修道院(13世紀)、キリスト像がまつられたカルバリオ・デ・ラルコーラ修道院、レバンテ地方特有のガラス張りのドームを持つサン・ビセンテ修道院(17世紀)などがあります。
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