ハエン市から60キロメートルほどのところに位置しています。町の歴史地区は重要文化財に指定されています。
威厳あるラ・モタ要塞は、イスラム時代を起源とするアルカラ・ラ・レアルの街並みでもひときわ目立つ存在です。150年以上にわたり、この城塞はグラナダ王国とカスティージャ王国の国境を担っていました。円形の城壁をいくつも構えていることから、この要塞を構成する城壁の周囲はアル=アンダルス屈指の長さを誇るものでした。この城郭全体で、昔ながらの典型的なイスラム都市が再現されているのです。異なる機能を持つ区域に分かれており、それぞれ防衛施設、居住地、宗教施設となっています。現在では、「国境の生活ビジターセンター」も兼ねています。城をあとにしたら、次に必ず訪れるべきスポットはマヨール・アバシアル教会です。1530年に開設されたこの教会は、質素な外観とは対照的に、内部ではプラテレスク様式のエレガントな装飾が施されています。歴史地区の中心部に向かって通りを下っていくと、紋章を掲げた家々や伝統建築の建物が数多く目に入ることでしょう。加えてアバシアル宮殿も建っていますが、これはバロック建築で、中には町立博物館が入っています。1752年に建設された豪邸の中に設置されているトリニダード修道院や、ラス・アングスティアス教会またはラ・コンソラシオン教会は、アルカラ・ラ・レアルにある見どころの一例です。自治体庁舎前広場は特徴的なアーケードをそなえており、この町屈指の魅力を放つ場所となっています。ロス・アラモス遊歩道のさわやかな街路樹も見逃せません。ここには由緒あるカプチン会修道院とサン・アントン教会が建っています。この町の祭りといえば、8月15日前後に開催される守護聖人の祭りが特筆に値します。
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