サン・パスクアル王立修道院
Madrid
イタリア人建築家フランチェスコ・サバティーニはアランフエスの宮殿と庭園も手がけ、スペイン王カルロス3世の命により、そこにこの修道院を残しました。
サン・パスクアル・バイロン修道院はフランチェスコ・サバティーニの設計によるもので、彼はその建設にも携わりました。教会のファサードは非常に古典主義的で、両脇にはイタリアンバロック様式の趣を持つ2つの塔がそびえており、修道院の外観における見どころとなっています。円柱や角柱が全体として強い魅力を放ち、その上部がペディメントで飾られています。平面がラテン十字型の建物で、1本の身廊と、クロッシング、後陣、多数の側面礼拝堂で構成されています。教会内では、18世紀に制作された鉄細工や祭壇画に加え、主祭壇に掲げられているアントン・ラファエル・メングス作の油絵がひときわ目を引きます。また、かつてはイタリア人画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロの絵画も数点ありましたが、これらは現在、マドリードの国立プラド美術館に所蔵されています。
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サン・パスクアル王立修道院
Calle Rey, 75
28300 Aranjuez, マドリード (マドリード自治州)
Webサイト:www.aranjuez.es
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