プラス・デ・ビジャフランカ鉱山複合体

プラス・デ・ビジャフランカ鉱山複合体では、スペイン最古のマンガン鉱山の中に入り、19世紀半ばから行われてきた採掘作業の工程について学ぶことができます。

山岳部にあるこの採掘現場では、併設の鉱業施設や坑道の修復作業が終了した2010年以降、観光目的での見学ができるようになっています。見学コースでは、過去へとタイムスリップしたうえで、ここで働いていた鉱山労働者の作業内容、使用していた道具、採掘の工程、採掘された鉱物の最終的な用途などを目の当たりにしながら特別なエクスペリエンスを味わうことができます。 1965年まで稼働していたプラス・デ・ビジャフランカ鉱山が発見されたのは19世紀前半のことです。当時、マンガンは鋼を硬化させる鉱物として重宝されていました。 鉱山複合体の見学は、ベロラド（ブルゴス県）から7キロメートルの場所にあるプラス・デ・ビジャフランカのビジターセンターからスタートします。