カトリック女王イサベル遺言王宮
Valladolid
現在、ほぼ全面的に再建が行われたこの建物。元は宮殿で、カスティーリャ女王イサベル1世「カトリック女王」がそこで遺言を残し、息を引き取ったことから、重要建造物となっています。
14世紀にすでに存在していた、元の建造物は、ムデハル建築の影響を受けていました。カトリック両王 (カスティーリャ女王イサベル1世とその夫アラゴン王フェルナンド2世) がここに居を定めたという、歴史的重要性にもかかわらず、カトリック女王の死後、数十年で荒廃が始まりました。数々の歴史的変遷を経て、近年、元の宮殿の再現として、この建物が建造されましたが、それは、考古学の発掘で、かつての建造物の遺物をほとんど発見できなかったためです。建物は、「カトリック女王」イサベルの生涯に関する博物館スペースとして整備され、カスティーリャ女王の遺言書と遺言補足書 (故人の最後の意思を併記した、遺言書の補足) をテーマとした展示室が2室、設けられています。なお、これらの文書の原本はそれぞれ、シマンカス総合史料館とマドリード国立図書館に保存されています。
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カトリック女王イサベル遺言王宮
Plaza Mayor de la Hispanidad, 2
47400 Medina del Campo, バジャドリ (カスティージャ・イ・レオン)
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