ブルゴスにあるイノセンシオ・ボカネグラ国際無線通信博物館の外観

イノセンシオ・ボカネグラ国際無線通信博物館

Belorado

Burgos

ベロラドにある、無線通信機器のコレクションを所蔵するイノセンシオ・ボカネグラ博物館は、20世紀から現在までの通信の歴史を展示・説明する唯一無二の施設です。

この博物館は古い穀物貯蔵用サイロの内部にありますが、このサイロは、すべての機械を保存したまま完全に復元されたものとしてはスペイン初のサイロです。あらゆる分野(軍事、科学、航海、航空など)の何百もの無線通信機器が集結しているため、このコレクションはこのジャンルにおける国際的なベンチマークとなっています。 NASAがアポロ計画で使用した受信機のモデルから、南極で初めて実施された写真探検で使われた機器のような科学機器まで、さまざまな展示物があります。 展示スペースを構成している各場面では、通信の歴史のマイルストーンとなった場所が再現されています。タイタニック号のレプリカは、国際的な救難信号である「SOS」の使用が一般化していたことを示しています。第一次世界大戦の塹壕のレプリカ(ヨーロッパ最大のもの)は、無線通信にとって決定的な転機となった時代を彷彿とさせます。一方、ベルリンの壁の国境検問所「チェックポイント・チャーリー」の複製を前にすれば、冷戦時代にタイムスリップしてしまいます。ちなみに、冷戦時代には宇宙通信、および諜報活動での無線傍受に関する研究が盛んに行われていました。ベトナム戦争で使用されたM-60パットンA3TTS戦車やベルHU-1ヘリコプターの内部を見学することもできます。

イノセンシオ・ボカネグラ国際無線通信博物館


Av. Campo de los Deportes, 18

09250  Belorado, ブルゴス  (カスティージャ・イ・レオン)

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