パブロ・ピカソ (1881-1973) ロワイヤンのカフェ、1940年8月15日 - キャンバスに油彩 -

展覧会:ピカソ:ロワイヤンのスケッチブック

展覧会
Málaga

ロワイヤンはフランスの大西洋岸にある都市で、マラガ生まれの天才パブロ・ピカソが、第二次世界大戦の勃発と同時期の1939年から1940年にかけて、ほぼ1年間この地に移り住んだ。マラガのピカソ美術館では、同地滞在中の芸術家ピカソが描画に使ったスケッチブックを8冊、展示しています。そしてその背景が、彼自身が制作した別の素描、絵画、グアッシュ、詩などを通して、またピカソと親交があり、ロワイヤン疎開にも同行した芸術家兼写真家、ドラ・マールの作品を通して、詳しく説明されています。

これらのスケッチブックには、大型の作品に反映させるためのピカソのアイデアが収められている一方、この芸術家が採用していた創作プロセスや、戦争が彼に与えた個人的・芸術的影響についての考察も記されています。本展ではまた、スケッチブック内の素描の一部を最終的に具現化したものも鑑賞できます。その一例が《頭の後ろで腕を組んだ女性の胸像》と題された作品です

展覧会:ピカソ:ロワイヤンのスケッチブック


マラガのピカソ美術館

Palacio de Buenavista. Calle San Agustín 8

29015  Málaga, マラガ  (アンダルシア)

開館日:月曜~日曜。

11月~2月:10:00~18:00。

3月~6月:午前10時から午後7時まで

*情報は変更される可能性があります